枚方市にある百済寺跡、百済王神社と史跡・百済寺跡から成っているのだが、前回の記事で百済王神社は紹介した。
そこで今回は国の特別史跡にも指定されている百済寺跡について取り上げる。
上の写真は百済寺・伽藍配置図の写真
百済寺跡は百済王神社のすぐ横に隣接している。敷地内からも入ることができる。
塔や金堂などの跡がはっきりわかっていることから伽藍配置についても上記写真の通りに判明している。
その伽藍配置はなぜか新羅の影響を色濃く受けているという。
なお、百済寺は国の特別史跡にも指定されている。
上の写真は百済寺・西塔の石碑の写真
上の写真は百済寺・西塔跡の礎石の写真
百済寺は東大寺大仏のための金を陸奥国から提供した陸奥守・百済王敬福が百済王氏の氏寺として建立した寺と言われている。
平安末期には衰退し消失していたというから、現在においては当然建物は残っていない。礎石が残るのみである
上の写真は百済寺・金堂跡の写真
百済寺跡一帯は史跡公園として整備されている。実際この時も多くの人たちが散歩していたり、芝生にたむろしていたりしていた。
上の写真は金堂跡の石碑および金堂跡の様子である。下にも講堂跡、東塔跡、中門跡、南大門跡と連続で掲げていく。
上の写真は百済寺・講堂跡の写真
上の写真は百済寺・東塔跡の写真
上の写真は百済寺・東塔跡の写真
上の写真は百済寺・中門跡の写真
上の写真は百済寺・南大門跡の写真
http://blog.goo.ne.jp/thetaoh/e/99bc97f9bfbd67c8905e835c57bb6b0dやhttp://blogs.yahoo.co.jp/yxhfj414/50940958.htmlのブログ記事によると、まだまだ遺構がどんどん発見されているようである。修理院跡などは非常に興味深いというものだ。百済王氏が奈良時代から平安初期にかけて勢力をもっていた様子がよくわかる。
■地図と行き方
京阪交野線・宮之阪駅から徒歩10分程度。