2006/10/01の
安土町訪問記
上の写真は安土駅前の織田信長像の写真
JR安土駅駅前には、織田信長像が出迎える。
現段階では観光の町とは言いきれない寂しさが漂うものの、やはり戦国の世を謳歌した安土の町だけに織田信長像が建っている姿は単純に嬉しい。
安土城の様子は最近の発掘などでずいぶん判明してきてるようで、立ち寄った博物館や92年セビリア万国博で展示された信長の館などは素晴らしく再現されていたように思えた。
ただまだまだ想像の産物と思われるのが困るのか、史実に基づくという点も強調していた。
上の写真は安土城跡入り口の写真
雨が激しく降っていたものの安土城址にも突撃した。
上の写真は安土城跡・大手道の写真
上の写真は安土城跡・信長廟の写真
上の写真は安土城跡の写真
100メートル少々の山とはいえ、石段にするとほぼ500段であり、それなりにキツイ行程である。だが、大手道を歩き、伝羽柴秀吉邸跡や伝前田利家屋敷跡などを歩くとたった430年の年月を経ただけであると想起するとまさに興奮するばかりであった。天主跡も同様である。またこういう場所に来ると木々に注目するが当然ながら若い木しか目に入らなかった。
上の写真は安土城跡・ハ見寺山門の写真
上の写真は安土城跡・ハ見寺山門の写真2
上の写真は安土城跡・ハ見寺三重塔の写真
安土城跡には、上記写真のようにハ見寺の三重塔などもある。奈良や京都のように丁寧に整備されてはいないだけに、強者どもが夢の跡や自然と一体化した趣を感じるスポットとなっている。
それにしても、欧州にあるという安土城屏風本物が発見されないことには大々的な安土城再現プロジェクトは出来ないのだろう。もし史実に基づいた安土城+城下町が平成の世に復活すれば一大観光地になること間違いなしであるだけに期待はしたいところである。(一方で陳腐な復元は興趣を削ぐばかりで、世界観を破壊することにもなるだろうから恐ろしくもあるが)。安土町は田舎である割には京阪神および名古屋、それに新幹線からも含めた交通の便が優秀であるため、ある意味田舎だから優位とも言えるのだ。
参考までに安土町情報を一気に書き残しておくと、大雨の中わかりにくい位置にあるセミナリヨ跡を見付けたが公園に碑があるだけで拍子抜け。まぁ跡だから当たり前なのだが。それと信長の館のある文芸の郷で戦国焼あるいは信長ハンバーグを食べようとしたら券売機が売り切れ表示・・・。これも拍子抜けであった。結局考古博物館で近江牛肉うどんを食べたのだった。は嫌だったので。今回は断念したが、この町には六角氏の観音寺城跡も有している。こちらは難攻不落の400メートル以上の山城であるため攻略は難しいそうではある。
■地図と行き方
安土城跡や安土城博物館へは、JR琵琶湖線(東海道線)の安土駅から徒歩圏内である。(ただし新快速は止まらないので注意すること)
posted by アイナット at 14:23
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