前回の四條畷神社の記事の続きとなる。
上の写真は楠木正行の墓所正面の写真。
小楠公こと楠木正行の墓所はJR学研都市線の四條畷駅の西側にある。ちょうど前回記事の四條畷神社と駅を挟んで反対側という立地であり、商店街を抜けたところに静かに佇んでいる。
所在都市は大阪府四条畷市。
上の写真は楠木正行の墓所・石碑の写真。
石碑には大久保利通自筆の銘が刻まれている。
上の写真は楠木正行供養塚の楠の写真。
南北朝時代に、墓とほぼ同時に植えられたという伝説も残る大クスノキが現存していてまさにこの世のものとも思えぬような神格に相応しい雄大な様相を見せつけていた。しかも供養塚の中にあって、石碑を挟んで2本あったものが碑を抱くようにくっついて1本のようになっているのだから尚更である。
供養塚の回りは囲いがあったため巨木の幹に触れることは叶わなかったが枝には直接触れることが出来た。600年の時が流れてきたような圧倒的感触がしたような気がするのは気のせいだけとも言い切れまい。もちろんたまたまちょうど風が吹いたからと言うのもあるのだけども、それを真に取るのは野暮であろう。
■地図と行き方
JR学研都市線の四條畷駅(快速停車駅)で下車後、徒歩5分くらいで到着する。JR大阪駅を起点にした場合でも余裕で1時間以内に到着出来るだろう。下記の地図も参照。