上の写真は旧京都府庁の写真。
文化財の宝庫、京都市中心部にあって、旧京都府庁はかなり穴場である。
1904年(明治37年)に完成したルネサンス式の西洋建築であり、外観のすばらしさは言うに及ばず、内部に至るまで当時の様子がよく保存されている部屋が多いのも良い。
しかも現在にいたるまで府の会議室等の施設としての利便性も兼ね備えている。
それにつけても明治大正期に建てられたモダンな建造物は素晴らしい。当時の息吹を感じ取ることができる。京都は烏丸通の三菱東京UFJ銀行 などこの時期の近代建築が多く残っている点も大きな魅力の一つといえるだろう。先の戦災の少なさもさることながら、それだけ文化財を保護する下地があるということなのである。
■地図と行き方
市営地下鉄烏丸線の丸太町駅から徒歩10分ほどでたどり着ける。二条城等近隣観光に合わせて訪問するのも吉だろう。
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