JR相模線というローカル線に乗って、原当麻駅に降りて、少し急勾配を歩くと、たどり着くのが、相模原市の当麻無量光寺。たまたま町田のホテルにいたので、目的地に選定したのだが、たまたまと言っても当麻という言葉に触れたものが大きいのかも知れない。奈良の当麻寺を思い出したからだ。まぁ、これらには全く関係も無い上に、当麻という地名の由来すら異なるようではあったが。
さて、当麻無量光寺だが、鎌倉新仏教の中で一番マイナー扱いされてしまっている時宗の一遍ゆかりの寺院となっており、境内には一遍像も迎えてくれる。今ではそうではないものの、かつては時宗の当初の大本山でもあったようだ。実際今の大本山は藤沢市清浄光寺だが、大本山の移動があったのは一遍の時代より100年後の話となっている。
なお、当麻の地は現在では閑静な住宅街といった感じであり、都会の喧噪は程遠い。
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行き方
JR相模線の原当麻駅の下車して徒歩15分ほど。